紙をベースとした
食品分野のパッケージ技術を軸に
生活用品、医療・産業・建設など、
さまざまな分野で実績があります。
睦化学工業のラミネート技術は、1966年にラーメン袋(セロファン)と
ポリエチレン樹脂を積層した食品パッケージから始まりました。
その後、さまざまなプラスチックが登場し、
食品の鮮度・保護を目的とするパッケージ技術が進む中、
「紙の町」で育った創業者は、紙をベースとした食品を直接包む、
食品パッケージ分野のNo.1を目指しました。
時が経ち、安全性・鮮度・保護・利便性を追求される食品パッケージ技術は、
食品のみならずさまざまな分野で活用され始めています。
食の安全・追究から始まった睦化学工業の事業を紹介します。
Go! MUTUMI食と共に進む睦化学工業
1ハンバーガー包装紙睦化学工業の紙製品が始まる
睦化学工業は紙にポリエチレンを積層したハンバーガー包装紙の製造・販売を開始しました(当時はロウ紙が主流でした)。歩きながら食べる時代の後押しもあり、需要が高まりましたが、手が汚れず・漏れない程度の品質のパッケージでした。
2医薬品包材紙切れやすいセロファン
創業当初から使用していたセロファンはセロテープ同様に切れやすいのが特徴。年配の方でも切れやすい包装紙として、セロファンのパッケージは医薬品分野で需要が高まり、引き続き主力の加工製品でした。
3食品包装紙コストダウンと薄紙・薄ラミ加工
ハンバーガー包装紙が主流になるにつれて、当然のことながらコストダウンの要求は出てきます。
紙を軽く…ポリエチレンを薄く…材料費を下げたいが、加工では失敗(切れてしまう)の連続。同時に、ポリエチレンを薄くしたことで紙と剥がれやすくなり、ここが限界と諦めかけましたが、「それこそが中小の生き残る道」としてその苦手を得意とする戦いが始まりました。
4食品包装紙「薄さ・軽さ」を得意に
さまざまな技術資料に、「紙とポリエチレンを接着(積層)するには…」と知見が載っていましたが、まずは「やってみないとわからない!」そんな意気込みで試行錯誤の繰り返し。
その結果、紙は30→20g/m2、ポリエチレンは10μ→6µでの加工が可能となり、それに付随して薄い製品の加工を可能とする設備の開発にも繋がりました。
5プラスチック化が進む中でも
紙パッケージにこだわる
プラスチック技術が高まり、PET(ペット)、PP(ポリプロピレン)などのあらゆるプラスチックが開発され、食品包材は飛躍的に鮮度・安全が担保されるようになりました。徐々にプラスチックパッケージが世の中の主役になり、業界もプラスチック加工設備が多く出回りましたが、「同じことはやらない」という企業姿勢から、紙パッケージにこだわる方針にしました。
6「とりあえずやってみる睦化学工業」として…
紙とポリエチレンの接着で「とりあえずやってみる」「できない→できる」を実践し進み始めた睦化学工業。食品包装以外の分野からも、徐々にお声がかかるようになり始めました。
「機械が壊れなければ」、「加工設備が一番不安定の時に加工できればできる」とチャレンジを繰り返した結果、次第に食品以外の案件・相談も増えてきました。
7入れやすく・食べやすく・
優しい食品包装へ
簡単な食品パッケージの時代から、パッケージを使うお店の方が使いやすく、消費者の方が食べやすく安全なパッケージの時代に変化。作る側だけの満足から、求められることに応えられるモノづくりに…。
包む
食べやすく
包みやすく
包んでおいしく
安心を可視化
衛生的
中身が見える
入れやすい・使いやすい
鮮度を保つ
余分な水分を取る
ベタベタ油を取る
余分な水分を逃がす
環境に優しい
洗浄が楽に(節水)
リサイクルマーク(紙)
環境負荷削減(薄ラミ)
これらの技術を積み重ね、
トライ&チャレンジで諦めない
「睦化学工業」だからこそ、
その先の可能性を広げています。
食品パッケージ製品を作るからこその信頼
食品を直接包むパッケージは、安全性・利便性・衛生面で、体に入る食品と同じ管理を求められるため
その技術やノウハウを異なる分野で活かすことができます。
BUSINESS FIELD睦化学工業のビジネスフィールド
- 食品包装
- 食品製造工程補助資材
- 医薬品包装
- 農林水産分野
- 建築分野
- 工業材料
- 電気・家電分野
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